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2017年11月22日
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良識の府

2008年10月02日

石巻市の「2007年度一般会計決算案」が9月25日、石巻市議会で不認定となった。決算不認定による市政運営への実効はないが、同市の決算が不認定となったのは実に50数年ぶり。すなわち、これは、良識ある市民の付託を受けた議員によって、失政の続く石巻市政に対して不信任が突きつけられたということ。極めて異例な事態といえる。

この異常な事態が意味するものは何か?石巻市民が石巻市政に突きつけた『ノー』を市当局幹部は、どう受け止めているのか。99%の市職員が業務の精励に真摯であるのに対して、見えてくるのは、出世と天下りにうごめく一部幹部による利権の構図ではあるまいか。

 

政局の府、政争の府となっていた石巻市議会であるが、良識の府、議会としての機能を失ってはいなかった。石巻市議会(阿部仁州議長・34人)9月定例会は最終日の9月25日、賛成17、反対15、退席1で決算認定を否決した。

否決の理由は、石巻青果市場の整備にあたって、石巻市幹部が、石巻青果に対してパワハラまがいの行為で圧力をかけていた事実を隠蔽するなどした経過から、青果市場の東松島市への移転につながったこと。また、市民の理解を得ぬままにギャンブル施設の場外舟券売場「オラレ」を中心部に誘致しようとして失敗したことなど。

石巻青果の東松島市流出では、その後も客観的に嫌がらせとしか言いようのない事実が起きている。移転先用地の一部に石巻市の不動産業者が根抵当権を設定し、移転計画を邪魔している。

この前段として、石巻市の特定幹部が、石巻青果の移転整備に不快感を示し、パワハラまがいの行為を繰り返していた事実が存在したことを合わせ見ると、移転の邪魔をしている不動産業者は、みすからの意思だけで、こうした行為に及んでいるのか、背後に何かしらの力が働いているのか・・・。

一方、さくら野、オラレ誘致、いずれの背後でも見え隠れするのは、昨年秋、石巻市が市立保育所に勤める臨時・パートの保育士99人全員をNPO法人に移籍させ、派遣労働に切り替えようとしていた問題で、NPOを隠れ蓑として市から3年間に6億円の委託費を得ようとしていた人物がいるということ。

派遣労働が最長で3年である労働者派遣法をくぐり抜けるため、3年間の派遣のあと3カ月間、市の臨時・パート雇用とし、 その後再び3年間再派遣するという違法・脱法派遣を企てていた。市某幹部とNPOが結託した脱法行為は宮城労働局から脱法行為に当たると指摘され、寸でのところで、市は提案を白紙撤回したものの、NPOに謝罪名目で数百万の税金を供与している。

このNPO関係者は、同じようにペアーレの管理委託にも名前が挙がっている。もしも再び公正な選考が行われず、このNPOがペアーレの管理を受託するか、もしくは、何らかの形でペアーレの委託管理に関与するようなことが起きないよう、市議会には十分に監視していただきたい。

最後になるが、これら一連の問題に必ずその名が浮上する市幹部がいる。オラレ誘致で、商店会に対して、市に誘致運動を陳情するよう、働きかけさせ、頓挫すると、知らぬ存ぜぬで責任を逃れた。

さくら野「エスタ」では、テナント管理業者選考で、不透明なプロポーザルにより、議員ご子息お勤めの業者を選定した。しかもその後、業績不振と分かるやいなや、支援策として、改装費150万円をかけて、わずか4ヶ月の間、さくら野を市民に無料開放する案を議会に提出した。

一部への利益誘導である同案は、最終的に議会の良識によって否決されたが、このほかにもこの幹部職員は、市税800万円を投じて新エネルギー構想を打ち出していたが、頓挫するなどしている。

「娘は人質」発言の件のパワハラ幹部である。狙いは天下りか・・・

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