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2017年11月22日
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卑劣な時間稼ぎ

2012年06月13日
 世の中には、人を人と思わない、罪を犯しても罪と感じない、道徳心のかけらもない輩がいる。こうした人種は、素直に自らが犯した罪を償おうなどという気持ちはさらさらない。逆に、みんなやっているのになぜ自分だけが、と思っていることだろう。しかし、勘違いしてはならない。ボランティアの震災瓦礫処理活動の写真を使い回し、自社の瓦礫処理業務と偽り、血税からなる公金を騙し取る行為は、決して過失ではない。より多くの公(税)金を騙し取るためには、写真を増やす必要がある、と不正を承知で、意図して行った故意(確信)犯であり、絶対に許される行いではないということだ。
 新聞報道によると、石巻災害復興支援協議会元会長の伊藤秀樹・藤久建設社長は、石巻市議会百条委員会から求められた書類の提出を事実上拒んでいる。
 市議会議長宛に提出期限を7月6日まで伸ばすよう求めているが、百条委員会が同社に提出を求めている書類は、元来、すでに存在していて然るべき書類ばかりだ。何一つ疾しいことがなければ、すぐさま、どこに出しても恥ずかしくないはず。それが、一ヶ月も先でなければ出せないというのは、不都合な点をごまかすための更なる偽装工作のための時間稼ぎでしかない。
 石巻市議会ごときの百条委員会なんぞ、所詮はこの程度、とせせら笑う声が聞こえてきそうだ。
 伊藤元会長の口車に乗せられて調査がどんどん遅れようものなら、さらなる証拠隠滅が進み、真相の解明は益々、困難になる。司直の手をも梃子摺らせることだろう偽装のための写真の加工や使い回しはお手の物であり、証拠隠滅のための偽装に時間を与えてはならない。同時に多くの市民、ボランティアから、共同共謀正犯が疑われる発注者側の刑事責任もつまびらかにされることを望む声が寄せられている。速やかに刑事告発すべきだ。

 繰り返すが、元会長らの行為は、単に法を犯した疑いがあるだけではない。全国から手弁当で集まったボランティアの善意を踏みにじる行為であるということ。
 石巻災害復興支援協議会に集った金に群がった商人ボランティアは、偽りの情けをかけてくれているだろうが、本件事案は、震災瓦礫の受け入れ問題も絡んで全国の注目を集めている。もしも真相が闇に葬られようものなら、石巻は見放されるだろう。
 手遅れになる前に告発に踏み切り、司直の手で全てを明らかにすべきだとする声は日増しに強まっている。
 一言で瓦礫というが、姿形を変えようとも、被災者にとっては、思い出が刻まれた品々である。どんな姿形になっていようと、生きてきた証しであることに変わりはない。人生そのものといっても過言ではない。それにもかかわらず、混乱の中、ボランティアを欺き、被災者の気持ちを踏みにじり、どれほどの税金を騙し取ったのか。百条委員会の速やかな結論が待たれている。
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