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2018年02月23日
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市職員は思考停止?

2010年12月21日

石巻市の監査委員の発言が波紋を広げている。過日、石巻市議会産業建設委員会における監査報告において、石巻市の市職員は思考停止している、と評したのだ。市職員が思考停止とは前代未聞、穏やかならぬ発言である。

石巻市の監査委員は3人。このうち2人は、それぞれ、市議会議員、市OBの指定席である。今回の発言の主は、元石巻市総務部長。すなわち、かつては自らも監査対象であって、監査対象の上司だった、ということである。要は、きれいごとを言いながら、高級取りのポストに天下りした人物というわけだ。

監査委員を巡っては、行政経験を有することが望ましいとされる一方で、自治体OBが監査委員では、監査が甘くなるという指摘がなされている。OBが、かつての部下を査定の対象とするのであるから、その匙加減はいかようにでもなる。市OBが監査委員を務めること自体が不適切ではないか、と問題視されている中 で、今回、OBから現市政に対して、市職員は思考停止しているという不穏当な発言が飛び出したのだから、ことは穏やかではない。

後日、市議会一般質問で、追及を受けた際、この監査委員は、適正に監査するのが自身の役目であり、表現にとらわれるべきではない、とする趣旨の弁明を行ったが、現職の市職員は、かつての上司から受けた辱めともとれる「思考停止」という屈辱的評価に唇を噛んだのではあるまいか。

少なくとも、ものごとには、言い方というものがある。この監査委員が口にした思考停止とは、頭を使っていない、すなわち、仕事をしていないと言っているよう なものであり、その表現から受ける評価は、市職員の資質は手の施しようがない状態と評しているようにしか伝わってこない。亀山市政は任期半ばにして末期状態、とでも言いたいのだろうか。

し かも、とても残念なことは、その発言の主が石巻市の元幹部である、ということだ。それも退職したばかり。すなわち、自らが思考停止と評価を下した対象は、 かつての部下である。天に唾しているとは思わないのだろうか。立場が変わったが故の発言であるのならば、思考停止を語る前に、自らに課せられてきた過去の責任を省みるべきではなかろうか。

かつて自分が上司であったことを忘れてしまった、というのであれば、それこそが思考停止そのものである。自らの指揮下にあった部下を愚か者呼ばわりしている自分を恥ずべきとは思わないのであろうか。

3 歩譲って、元部長が、自戒と自責の念を含めた発言だ、というのならば、見上げた心意気ではあるが、それにしてもである。ものには言い方ってもんがある。事実そうであっても、そのことに向けられた言葉一つで状況は良くも、悪くもなる。幹部職員だったお偉いさんが、士気を下げることの恐ろしさ、というものを知らないことは、とても残念なことだ。

せめて、気の緩み、緊張感にかける、危機意識に欠けるぐらいの言い回しは出来なかったものか。かつての上司から思考停止と評された職員のみなさんは、お気の毒としかいいようがない。

だが、もっと恐ろしいのは、いとも簡単にこうした発言を口にしてしまう思考の底流に淀むエリート主義だ。

元部長は、高学歴と聞く。高学歴イコール、エリート思想、排他主義と断じるつもりはないが、いとも簡単に思考停止と言い切る言動には、エゴやおごりを通り越 して、ヒトラーを崇拝するナチ党員あるいは、北朝鮮のような一党独裁を掲げる共産主義また、あるいはかつてのオウム真理教信者に通じる恐怖を覚えずにはいられない。

元部長が現職当時、土井市政下では、市財政が湯水のごとく市長に私的流用(タクシー券や香典に大盤振る舞い)されていた。

当時は、ごみの収集業務委託を巡り、予定価格や最低落札制限価格といった情報が漏れていたのではないか、と疑われるほど、落札率100パーセントに限りなく 近い金額で土井前市長に縁の深いと囁かれた業者に落札されていた時期である。かつての恐怖政治が再び石巻市に吹き荒れることだけは願い下げである。

言葉は言霊。ふとした瞬間の発言は本性を垣間見せる。どんなに慎ましく包み隠してみせても、隠し覆せるものではない。人の心の痛みを感じることができないような方は他人を評価するような立場に就くのはご遠慮願いたい、職員のみなさん、そうは思わないだろうか?

同監査委員の言動を巡っては後日談がある。

同監査委員は職員が思考停止と言い放った一方で、監査とは、調査指摘するのが役割であって、代案や解決策を示す立場にないと、答弁を逃げたが、後日、別の議員からの問いに対しては、解決策を示した。平然と二枚舌で詭弁を弄する悪質さである。

 質問の内容は国保の基金が余っているから市民に戻せという共産党議員からの質問だった。すでに担当部長は出来ないという答弁をしていたにもかかわらず、この監査委員は、共産党議員から解決策を求められたところ、解決策を答弁し始めた。後日、議長から問題として指摘を受けると、共産党議員は、議会事務局に凄んでみせたという。

 言葉の用い方を知らないばかりか、共産主義者と出来レースを演じ、二枚舌で詭弁を弄すだけの監査委員は不要との声が市職員に間に沸きあがっている。

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